自分に合った商品の選び方

自分に合った商品を選ぶために

自分に合った商品は、多くの場合、価格の安いお得な商品を指します。ネットで簡単に情報を手に入れることができますが、皆さんはどのように商品選びをしていますでしょうか。

人生の三大支出は、教育費、住宅取得費、退職後の生活費です。三大支出ほどではないですが、保険料、自動車購入費と維持費、通信費も支出額が大きくなりがちです。

支出額が大きいほど、商品選びに時間をかけなければなりませんが、複雑であるイメージから言われるがままに選んでいる人もいらっしゃるでしょう。自ら選んだつもりでも、選ばされている可能性もあります。

住宅取得前が最初で最大の節約チャンス

人生三大支出のうち、教育費と退職後の生活費については支出額を削るにしても限界があります。しかし、住宅取得費は脚色のない情報と客観的な知識をもとに、自分に合った住宅規模や借入先を選べば、1,000万円ほどの違いが出ることもあります。

住宅取得時に、退職後の資金計画をしっかり立てている人はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

退職後の資金として3,000万円不足しているとすると、30年間の準備期間があれば毎年100万円の貯蓄額が目標になりますが、10年間だと年間300万円貯蓄する必要があります。

資金計画を早く立てれば立てるほど、家計への負担は軽くなります。また初任給を受け取ってから退職するまで、時間が経過するほど、対応策が少なくなります。住宅取得前が、対応策が豊富にある最初で最大のタイミングなのです。

自分に合った商品を選ぶために必要なポイント

このサイトでは、自分に合った商品を選ぶために必要なポイントを意識して、サイトを構成しています。これから紹介するポイントを理解しておかなければ、自分に合った商品を選ぶのは難しくなるでしょう。

情報と知識

商品を選ぶ際には、ネットや無料相談などで情報を入手し、知識を身に付けようとするでしょう。しかし入手先によっては、情報がすでに偏っていたり、客観的な知識でない可能性があります。

・脚色のない情報を入手し、客観的な知識を身に付ける。
・ある特徴は物事の一面しかとらえていない。
・人にとってはメリットでも、他人にとってはデメリットになることも
・偏った情報と知識は正しい選択肢を排除してしまう
・先入観が最初の敵

先入観が最初の敵

「先入観が最初の敵」について解説しておきます。基本的に皆さんの目に留まる情報は、企業が発信しているキャッチフレーズやオススメです。しかし情報の多くは、「企業のアピールポイント」であり、自分に合った商品とは限りません。ひと昔前なら、「学資保険は郵便局」という言葉だけが親から子に受け継がれ、その言葉だけで商品を選んでいました。皆さんは、次のような先入観はないでしょうか。

・ネット経由の商品は安い。
・ファイナンシャルプランナーは味方である。
・火災保険の保険料割引はお得である。など

比較と検討

脚色のない情報と客観的な知識があれば、正しく比較と検討ができます。比較検討する際には、正しい商品知識と十分な判断材料が必要です。

・これまで取得した情報と知識が正しいか確認する
・新たに得た情報や知識が正しいか確認する
・相談で良い商品を勧められても条件が変われば比較と検討をやり直す
・ネット情報から必要な情報を判断材料として抜き出す
・相談ではひと呼吸おいて行動する
・比較と検討がしにくければ、さらなる判断材料を探す
・必ずしも安ければいいというわけではない

選択肢を絞る

選択肢を絞る際にも、十分な注意が必要です。これまで得た情報や身に付けた知識が正しくなければ、自分に合った商品を排除してしまう可能性があるためです。

・選択肢から外す際、理由付けをする
・物事を鵜呑みにしない
・3つ程度までに絞り込む
・絞り込んだ選択肢のデメリットを徹底的に探す。

納得できる商品の選び方、後悔しない商品の選び方

生命保険の加入を検討する場合、次のような経験はございますでしょうか。
・とりあえず、ネット検索する
・よく分からないから、直接相談する
・納得したから加入した

相談者の話を聞いていますと、その場では納得しているようですが、改めてお伺いすると本当に自分にあっているかどうか首を傾げます。「何となく加入した感」を払拭できないのは、ご自身で考えているつもりで、考えていないからです。保険の相談で、3つほどの選択肢の特徴を説明されますが、その内容には客観的な特徴に加え、加入してほしいという保険代理店の思惑が入り込みます。

多くの人はその内容が客観的な内容か代理店の意見なのかの区別も付いていないでしょう。相談した時点で皆さんの選択肢は3つに限定され、更に「与えられた選ぶ理由」を元に商品を選択しています。

たとえば、スーパーで野菜を購入することを考えてみてください。非現実的ですが、中身の見えない、値段の異なる袋に入った野菜がA、B、Cと並んでいるとします。それぞれ説得力のある説明が書かれており、新鮮なほど高い値段設定にしているとあります。

一方、スーパーの奥には他の野菜も販売されており、それらは自分の目で見て判断することができます。しかしそのことをスーパーの店員は教えてくれません。自分で気づくか、その3つの袋のいずれかから選ぶしかない状態になります。

さらに3つの袋の中身は見えず、説明を信用するしかありません。商品の中身が一切見えないわけではありませんが、保険の選択も保険の知識がなければ、似たような状況になっており、最も無難に価格帯が真ん中のBを選ぶか、節約したいと強く考える人はC、どうせなら増やしたいと考えればAを選びます。このような選び方をしている以上、自分に合った商品を選ぶことはできないでしょう。すべて相手、しかも利害関係のある相手から与えられた選択肢と理由で判断しているだけだからです。

簡単に選択できる状況ほど疑うべきで、その場で加入せず、他の保険代理店でも話を聞き、情報の信頼性を高める必要があります。結果的に同じ商品を選んだとしても、選び方によって納得感は変わります。

私自身も選択肢の一つでしかない

皆さんは本来、数多くの選択肢があります。近所の保険代理店に相談して、勧めらた商品の中から選ぶのも選択肢の一つですが、私に相談するのも選択肢の一つに過ぎません。保険代理店で勧められた商品に加入することは相手に依存して選んでいることになりますが、選ぶ時間は確実に節約できるでしょう(費用が節約できるているかどうかは不明です)。

お伝えしたいことは、もし皆さんが家計の状況を知り、自分に合った商品を選択したいとお考えでしたら、私が選択肢になりうるということです。商品の知識も大切ですが、皆さんが持っている選択肢をいつの間にか失わないことが重要です。

『人生は選択の連続である』-シェイクスピア「ハムレット」より-