住宅ローン

住宅ローンの選び方

この記事を読むのにかかる時間:348

1. 住宅ローンの選び方

ここでは住宅ローンの選び方について解説していきます。

自分に合った商品の前提として、費用負担が軽い住宅ローンの選び方が中心となります。住宅ローンの絞り込みまでを順を追って解説していきます。

最終的な目標は自分に合った商品を選ぶことですが、具体的には、[新規]なら総支払額が少ない金融機関、[借り換え]なら借り換え効果が高い金融機関を選ぶことです。

ここでの目標
[新規] 総支払額が少ない金融機関を選ぶこと
[借り換え] 借り換え効果が高い金融機関を選ぶこと

[新規]と[借り換え]では借入先を選ぶ手順が異なりますので、具体的な手順は下記のページを参考にしてください。

▼新規の借り入れを予定している人
▼借り換えを予定している人

この「住宅ローンの選び方」では節約したいかたを対象としています。ただ住宅ローンには審査があり、結果的に希望通りに借りられないこともあります。また家計の状況や希望する物件によって、最初から選択肢が絞られてしまうかたもいらっしゃいます。

2. 年収と年齢だけで判断する危険性

サイト上で住宅ローンの質問をしている人で、年収や年齢、家族構成とコメントだけで住宅ローンの判断を求めている人、アドバイスしている人が見受けられます。これら限られた情報だけで住宅ローンを決められるのであれば、同じ条件の人も同じ住宅ローンが当てはまることになりますが、実際にそのようなことはありません。たとえば年収500万円で30代の夫婦と子供二人という条件だけで借入金や金利タイプを決定できるならそれほど悩まないでしょう。

これまで年収1,000万円を超えている家庭から年収300万円の若い世帯まで幅広くキャッシュフロー表を作成してきましたが、支出の状況はもちろん、将来の目標は家族によって異なります。そのため、年収や年齢などの限られた情報だけでアドバイスするのは無責任と言えるでしょう。

3. 専門家による記事が不親切

サイトを見ると、ファイナンシャルプランナーや住宅ローンの専門家による記事を読み、情報を得ることができます。専門家のなかには、かなり細かい内容の記事を書いている人もいらっしゃいます。しかしそんな細かい情報が必要でしょうか?細かすぎる記事は、これから借入先を探そうとしている人にとっては難しすぎて逆に混乱してしまうかもしれません。そこでこのサイトでは最低限必要な知識に絞り、これから借入先を探そうとしている人が段階的に理解できるように考えております。

4. 最初から選択肢が限られている人

審査により借入先が限定されることがありますが、最初から選択肢に制限があるかたもいらっしゃいます。代表的な例は、金融機関にお勤めの方です。金融機関にお勤めの方から住宅ローンの相談を受けた記憶が無いのですが、金利や諸費用面で優遇はされるのでしょうか。どのような借入条件になるかわかりませんが、財形を利用しているなど負担を軽減させる準備はできると思いますので、少なくともこのサイトのテーマである「選び方」はあまり参考にならないでしょう。

5. 金融機関サイトを見て分かったこと

相談時や執筆時には正確を期すために何度も金融機関サイトを訪問し、不明な場合は直接問い合わせしています。「固定10年の金利は何%」など閲覧する目的があればいいですが、「とりあえず調べてみよう」という漠然とした目的ですとどこを見ていいか分からないのではないでしょうか。金融機関サイトを繰り返し、比較しながら見ていくと違いがわかってきます。そこで金融機関サイトの見方について解説しておきます。

嘘は書かれていないが、
知りたいことはなかなか見つからない

選択肢を絞り込むためには正確な情報をもとに判断していきますので、「情報が正確であること」は最低条件で、情報源は金融機関のみと言えます。ただ金利や諸費用の数値だけを探せばいいだけでなく、適用される条件も確認する必要があります。そのため、1度だけでなく何度もサイトを訪問し、情報を探すことになります。慣れてくれば欲しい情報だけを見つけることができるようになりますが、何を探したらいいか分からない場合や比較したい場合は、「商品概要説明書」を見ましょう。「商品概要説明書」には毎月変動する金利情報は記載されていないことが多いですが、絞り込みに必要な情報の大部分が記載されています。

文字の大きさと重要性は比例しない

サイトを訪問すると、バナー(広告)に書かれた「特典(キャンペーン)」や「優遇」の文字に目がいきがちです。単なる情報入手のためだけならそれでもいいですが、他の金融機関との違いを知りたい場合、時にはサイトを深く潜る必要があります(見つからない場合は日を改めることもあります)。たとえば金融機関のサイトを見ると、「保証料0円」「団信の保険料0円」「三大疾病付き」「奥様にもやさしい」などのバナーを目にしますが、ほとんどの金融機関と同じで、無い方が珍しいぐらいです。

住宅ローンの代理店が存在する

みずほ銀行の住宅ローンを利用したいならみずほ銀行に、りそな銀行の住宅ローンを利用したいならりそな銀行に相談するのが一般的です。しかしネット銀行を中心に代理や媒介(仲介)で販売しているケースがありますので注意が必要です。

他行の商品を扱う金融機関がある

金融機関独自の商品を販売しつつ、他行の商品を扱っている金融機関があります。フラット35しか扱っていない金融機関が他行の変動金利型を扱うケースです。商品名などほとんど同じなので注意が必要ですが、諸費用が異なる別商品になる可能性が高いですので、よく調べましょう。

金融機関の商品を扱う代理店がある

他行の商品を扱うケースより、借入条件が分かりにくく、個人的にはもっと分かりやすく掲載してほしいと感じている点です。一般的には住宅ローンを扱う金融機関に直接相談しますが、その間に代理店が入りますので、費用がかかります。ただこの費用をどこで上乗せしているか、見極める必要があります。利用者が納得した上ならいいですが、気づかないうちに予定よりも高い費用がかかっていることがないようにしてほしいものです。

代理店に相談するメリットとして、金融機関より細かく相談に乗ってもらえる可能性があることです(あくまで可能性で実際に相談して確かめる必要があります)。金融機関探しだけでも大変なのに、代理店の優劣も判断しなければならないことがどれだけ大変か。。。

このサイトを開設し、情報発信をしようと思った理由の一つに「思い込みによる間違った商品選びを避けてほしい」という点があります。ランキングサイトを見てそのまま信じてしまうこともそうですが、ネット銀行は安いと思い込み相談したが、相談先が代理店で費用が高く付いたなどです。そのため、このサイトでは最初から借入先を絞らず、間違った(偏った)情報に左右されることなく選ぶための方法を紹介しています。なお、最初から費用が高くかかることなど勘違いしやすい点を説明し、付加価値を高める努力をされている代理店は応援しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。