中立公正なFPが伝えたいこと

この記事を読むのにかかる時間:259

自分に合った商品を選ぶために

1. 商品の選択ばかりに目を奪われないようにする

ほとんどの人は住宅ローンや保険を選ぶ際、「損をしたくない」「できるだけお得な商品を選びたい」と考えるのではないでしょうか。しかし大部分の情報は販売者側から発信されるため、なかなか思うように選ぶことができません。

本来、自分に合った商品を選ぶためには、商品の理解や比較だけでなく、家計の把握も重要です。しかし家計については相談相手が身近にいないこともあり、単純に現在の年収や年齢などで判断してしまいがちです。「年収500万円なら借入金額は3,000万円以内」「返済額は年収の3割以内」などのような目安で済ましてしまい、家計の把握については中途半端になっています。住宅ローンや保険について専門家のように詳しくなっても、家計を把握しなければ無駄になるでしょう。

・現在の年収や年齢からだけで判断しない。
・商品の理解や比較だけでなく、家計の把握にも時間をかけるべき。

2. 可能性を最大限に生かす

誰でも情報を収集する前であれば、選択肢は無限大です。しかし偏った知識にばかり触れてしまうといつの間にか選択肢を絞り込んでしまいます。たとえば「家賃を支払うぐらいなら家を購入して同額を支払った方が家は自分のものになるので得だ」と思い込んでしまうと、「家を買わない」という選択肢は選びにくくなるでしょう。

このサイトでは、専門家に依頼することなく、数多くある商品からなるべく自分に合った商品を選ぶための手順について紹介しています。極力、私自身の「考え方」は排除し、客観的な方法で進めていきます。専門家の中には住宅ローンの細かい情報を提供していますが、本当にその情報を活用できるか疑問が残ります。そのため必要最小限の情報にとどめ、選び方にこだわった解説をしております。

3. 自分に合った商品とは?

そもそも自分に合った商品とはどのような商品なのでしょうか。

自分に合った商品とは、現在から亡くなるまで、または次の世代への引き継ぎも考えたバランスの良い商品だと考えます。現在の家計からだけで判断してしまうと、将来の収支の変動に対応できない商品を選んでしまうかもしれません。また金利の変動ばかりを注意してしまい、住宅や保険選びがおろそかになると、トータルでは損してしまうかもしれません。

販売者側は、商品に対する情報や知識を豊富に持っています。住宅ローンや保険など必要なときに知識を身に付けようとしても到底、販売者側の知識に追いつくことはできないでしょう。販売者の豊富な知識と経験を上手に活用することも重要だと考えております。

なお、企業は自分の商品が優れていることを宣伝するのは当然です。またサイト検索をすれば専門家の意見を読むことができますが、個人個人に当てはまるかどうかは不明です。得た情報の真偽や優先度、重要性もまたある程度の知識がないと判断できません。

・販売者の豊富な知識と経験を上手に活用する。
・企業が自社商品を勧めるのは当たり前である。
・情報の選別もある程度の知識が必要である。

4. 自分に合っていると実感するための3つの条件

住宅ローンや保険などの金融商品の場合、本当に自分に合っているかどうかは数年後、数十年後になってみないと分からないことがあります。しかし家計に大きな影響を及ぼす商品を選ぶときにはなるべく選択時に自分に合った商品を選びたいものです。そこで自分に合った商品を選ぶための条件を紹介します。

条件1:90歳(100歳)までのライフプランを作成する
条件2:納得して商品を選ぶ
条件3:比較検討する

90歳(100歳)までのライフプランを作成する

商品選択時の収入と支出からだけなら支出額を決定するのは難しくないでしょう。重要なことは、退職後の生活も想定したライフプランを作成することです。ライフプランを作成しなければ自分に合った商品を選ぶことは難しいでしょう。

納得して商品を選ぶ

納得すれば問題なし、というわけではありません。商品を選ぶ際には納得することが大切ですが、販売者のほとんどは説得力がありますので、納得できるだけでは不十分です。最低限、「良さそうだから」というあやふやな理由に選ぶことがないようにしたいものです。

比較検討する

商品を比較することは自分に合った商品を選ぶための必要条件です。商品はほかと比べて初めて良し悪しが分かりますので、時間をかけて丁寧に比較していきましょう。

5. 自分に合った商品を選ぶ際に気を付けたいこと

自分に合った商品を選ぶ際に、他の人の意見やランキングを参考にする場合、それらの情報に引っ張られないようにしなければなりません。「この商品が人気で、皆さん加入しています」という営業トークで判断しているようなものです。このサイトでもあくまで自分に合った商品を選ぶためにはどうすればいいかを考えていきますので、「答え」だけを求める人向きではありません。

6. 知識と判断材料と選び方

このサイトでは基本的な知識、商品を絞り込むための判断材料、最終的な選び方の3つに分けて解説しています。

判断材料では、「変動金利と固定金利を選択した人の割合」や「保険加入者の割合」など他の人が何を選んでいるかという情報は基本的に掲載しておりません。他の人がどんな商品を選んでいるかは、直接的には判断材料にならないことが多いためです。また「営業トークに気を付けよう」とアドバイスしている専門家がいらっしゃいますが、気を付けるためにはある程度の知識が必要であり、単に気を付けるだけでは判断を誤る可能性があるため、基本的には触れていません。販売者側が「悪」という立場で解説しても、読んでいる人にとっては心地いいかもしれませんが、解決策にはなりません。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。