【元保険募集人の本音】保険営業の真意を見抜き、自分に合った保険を探せ!

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「私も入ってます」に注意せよ!

保険募集人が特定の加入を促す方法で、「いい商品なので私も入ってます」と言われたことはないでしょうか。一般的に、保険料に応じて保険募集人が受け取る手数料が決まりますので、保険料の高い商品でこの発言が出たときは注意が必要です。「募集人が加入している=いい商品」とは限りません。保険営業で利用するためだけに加入している募集人もいるぐらいですので、効果的な営業トークなのでしょう。

結果的に特定の商品のみ選ばれることはある

基本的には加入予定者の考え方や価値観によって選ぶ保険商品は異なります。しかし商品によっては、ほとんどの人がもっとも良さそうに感じる場合があります。他の商品と比較しても魅力的な商品であれば、募集人自ら加入していなくても、加入予定者は加入したいと思うでしょう。

ちなみに、保険商品に順位付けがあるとすると、半年もすれば順位は変わります。売れている商品に似たような商品が販売されたり、新たなニーズに応えた商品が開発されたりと、市場の変化が激しいためです。

「私も入ってます」は営業の常套手段

「私も入ってます」と言われたら、説得力があるどころか、そこまでしないと説得力を得られないのか、と考えてしまいます。この言葉を聞いたら、きっぱり断ってしまいましょう。

判断材料を出さない募集人は信じない方がいい

保険業法の改正で、加入予定者が希望する判断材料を準備することを求められています。一見良さそうですが、そのそも情報の非対称性(販売者側が圧倒的に情報量が多いこと)があるため、どのような情報が役に立つかパッと思いつかないでしょう。その場で初めて見る商品を紹介されたらなおさらです。どのような情報が役に立つかわかりませんので、「判断材料を出す出さない」をその場で見極めるのは不可能です。そのため、家に持ち帰り、どのような情報があれば勧められた商品に納得して加入するか考え、その情報を求めましょう。

外貨建て商品は特に注意!

外貨建て商品は円建て商品に比べ、積立利率が高く、貯蓄性のある商品では魅力があります。しかし外貨建て商品は為替変動リスクがあります。加入時より円高になれば解約しても増えるどころか減ることもあります。ここまではいいのですが、外貨建て商品を紹介するときに、少なくとも為替相場推移(10年、30年)を提示していなければ情報を隠している可能性があります。円高の時には為替相場を見せて、円安の時には隠す、これでは正しい判断はできません。契約時には「為替変動リスクの説明を受けた」など書面で確認し、その書面は残りますので、あとで「加入するつもりはなかったのに」「損するなら円建てにすればよかった」と思ってもあとの祭りです。「情報を出さない」ことで加入を促す募集人からは加入しないようにしましょう。

「もっと良い商品があります」には注意

仮にネットで一番コスパの良い保険商品を探し、その保険の商品の相談に行ったとします。説明が一通り終わったあと、「実はこういう商品もあります」と最初の商品よりいい商品が出てくることがあるでしょう。この場合には注意が必要です。

商品が変わると基本的には比較をし直さなければなりません。今まで知らなかった商品の種類を紹介してもらったため、あらためて他の保険会社の商品と比較し直すと、実はもっといい商品がある可能性があります。商品が変わったら仕切り直しをしましょう。

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