借り換えを行った場合の控除対象となる年末残高

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原則、借り換えの場合、住宅ローン控除は受けられない

住宅ローン控除は、住宅取得のためのローンを対象にしており、ローンを完済するための住宅ローンは対象外です。しかし、一定の要件を満たせば、借り換えによる住宅ローンでも住宅ローン控除の適用を受けることができます。適用を受けるためには、借り換えによる借り入れであることが明らかである、かつ住宅ローン控除の適用要件を満たしている必要があります。特に新しい住宅ローンの返済期間が10年以上であることに注意しておきましょう。

借り換え時の年末残高の計算方法

住宅ローン控除は年末残高に控除率(1%)をかけて求めます。借り換えでは、借り換え前の住宅ローン残高よりも新しい借入金が多い場合と同額の場合、新しい借入金よりも借り換え前の住宅ローン残高が多い場合が考えられます。

・旧:借り換え前の住宅ローン残高
・新:新しい住宅ローンの借入金額

「旧」≧「新」

この場合、新しい住宅ローンの年末残高に控除率をかけます。

<例1>
・旧:2,000万円
・新:2,000万円
・新残高:1,900万円
⇒ 1,900万円×1%=19万円

<例2>
・旧:2,500万円
・新:2,000万円
・新残高:1,900万円
⇒ 1,900万円×1%=19万円

<例2>は、借り換えと同時に一部繰り上げ返済をした場合などに該当します。

「旧」<「新」

少し複雑ですので、例で解説します。

<例3>
・旧:2,000万円
・新:2,500万円
・新残高:2,400万円
⇒ 2,400万円×2,000万円/2,500万円×1%=19.2万円

<例3>は借り換え時の諸費用も含めれ借り入れた場合などが該当します。

念のためお近くの税務署に相談を

住宅ローン控除の要件を満たしているか、ご心配な方は、お近くの税務署などに相談し、控除が適用されるかどうか確認するようにしましょう。

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