短プラと住宅ローン金利の推移

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短プラと住宅ローン金利の推移

住宅ローンの借入先を選ぶときには、金利の推移が気になるだろう。一般的に変動金利は短期プライムレート(短プラ)、固定金利は新発10年物国債利回りを基準に決定されている。一部のネット銀行では独自の基準金利を採用している。変動金利を選べば、今後、金利が上昇するかどうかに注目しなければならない。金利上昇により総返済額が増えるためだ。これまでの住宅ローンの金利はどのように推移したのか確認しておこう。

現行の商品は歴史が浅い

現在、金融機関が取り扱う住宅ローンは、変動金利型、全期間固定金利型、固定金利期間選択型の3種類が中心だ。今でこそ住宅ローンの種類は豊富で選ぶのが難しいぐらいだが、そもそも変動金利型(短プラ連動)や固定金利期間選択型が出てきたのは平成に入ってからだ。

平成6年9月、金融機関の取り巻く環境の変化から、個人への融資に力を入れ始めた。ちょうど、企業への融資が伸び悩み、住宅金融公庫が廃止になった頃だ。平成6年9月の短プラは3.0%(図)、そこからほとんど金利は上昇していないことになる。平成6年に変動金利型を選んだ人は正解だったといえるが、結果論である。

短プラと変動金利の関係

平成31年の短プラ金利は1.475%だが、一般的に金融機関は「短プラ + 1%」を基準金利とするため、これまでずっと変動金利型の基準金利は2.475%である。2.475%ではない金融機関は独自の判断をしていることになる。またここから融資条件に応じて引き下げ幅が設定され、最終的に「優遇金利」で融資される。

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